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読売ジャイアンツ球場に行ってみる①~最寄り駅からのアクセスは?~

サイン収集
試合後の打撃練習風景

ワタシはフリーランスとして働いているため、エアポケットのように休日が生じることがある。
7月11日もまさにそんな日で、夕方からは「犬神家の旅籠屋 in 長野」シリーズや「【小太郎ヶ淵】日本穴場めぐり(栃木県)~そばの「小太郎茶屋」にも注目!~」などに出てきたHさんやNさんとの飲み会の約束を入れてあった。
ただ、飲み会まで家でダラダラしていてももったいないので、久しぶりに読売ジャイアンツ球場で行われる北海道日本ハムファイターズとの二軍戦へ行ってみることに。
ちなみに、ワタシが最後に読売ジャイアンツ球場に行ったのは2014年。これまた10年以上前じゃないですか…。

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読売ジャイアンツ球場に向かう場合は駅を出て左に!

読売ジャイアンツ球場の最寄り駅となるのは、京王電鉄・京王相模線の京王よみうりランド駅、小田急電鉄・小田急線の読売ランド前駅の2つ。
京王よみうりランド駅からは無料シャトルバスが、読売ランド前駅からは路線バスがそれぞれ出ているとのことだ。ワタシは京王よみうりランド駅を使っているが、無料バスは今まで使ったことがなく、いつも読売ジャイアンツ球場まで歩いていっていた。

というわけで、今回もワタシは京王よみうりランド駅から球場まで歩くことに。
このとき、注意が必要なのは新しくできたジャイアンツタウンスタジアムとは道がちょっと違うこと。
駅の改札口から出たら高架下の駐輪場のほうにまっすぐ向かうのではなく、左側にある階段のほうに行くことがポイントだ。

京王よみうりランド駅の改札はひとつ。
駐輪場の前から左へ向かう。
まずはこちらの階段を上ろう。

歩いて読売ジャイアンツ球場に向かう場合は、階段が続く「巨人への道」を使うルートと、よみうりV通りの坂道を上るルートの2種類がある。

283段の階段が続く「巨人への道」

階段を上りきると、横断歩道が目の前にある。
「巨人への道」を使う場合はこちらの横断歩道を渡り、奥にある階段を上ろう。
途中、遊園地「よみうりランド」のゴンドラ乗り場へ続く階段があるが、そちらには行かず、よみうりランド本社ビルのある奥のほうへ向かう。すると、「巨人への道」に続く入り口が見える。
よみうりランド本社ビルにはトイレがあるので、「巨人への道」を上る前にこちらで用を足しておくのもアリだ。

横断歩道を渡って階段を上る。
途中でよみうりランド本社ビルのほうへ。
こちらが「巨人への道」の入り口。

「巨人への道」のゲートをくぐったあとは、ずっと階段が続く。その段数は…283段! 上りきるまでに10分ほどかかる。
中ほどあたりに休憩所があるので、疲れたと思ったら無理せずにこちらで休んでおくことが大切。
あと、場所によっては階段が急だったり、道がでこぼこしているところもあるので、そういうところでは手すりを使いながら上るようにしたほうが安全だ。

「巨人への道」のゲート。
ゴンドラを横目に見ながらてくてくと。
途中にある休憩所。
休憩所を過ぎたあたりから階段が急になる。

ヒーヒー言いながら階段を上りきった先には、長嶋茂雄読売ジャイアンツ終身名誉監督による直筆の石碑があり、こちらを見かけるとちょっとした達成感に浸れる、かもしれない。

もうずっと前の話だが、かつてワタシが読売ジャイアンツ球場を訪れたとき、試合後に辻内崇伸が黙々と階段ダッシュを続ける姿を見かけたことがある。
この頃、辻内はケガに苦しんでいて、1人で階段を駆ける辻内にはさすがに声をかけることができなかった。

階段を上りきったところにある石碑。

「巨人への道」の階段を上りきったら、目の前のよみうりV通りにある横断歩道を渡る。
すると、よみうりサポートアンドサービスの駐車場の横に、球場へ続く歩行者専用通路の入り口があるので、この通路から読売ジャイアンツ球場へ。しばらく歩けば球場が見えてくる。
写真を一見するとわかりにくいかもしれないが、看板がしっかりと掲示されているだけでなく、通路がオレンジに塗られているので迷うことはないはずだ。

球場へ向かう途中、懐かしいものを見かけた。ライト側にあるオレンジ色の通路だ。

読売ジャイアンツ球場にはブルペンとライト側観客席の間に選手用通路があって、以前は試合後にこの通路から帰るジャイアンツの選手に声をかけてサインをいただいたものだ。
ワタシが2004年に読売ジャイアンツ球場に初めて来たときもクリス・レイサムや野村克則、藤田浩雅や山本功児などたくさんの選手やコーチがサインに応じてくれて、ジャイアンツというチームを見直した記憶がある。

ただ、いつの頃からか、この選手用通路の前にカラーコーンとコーンバーが置かれて選手に近づけなくなった。選手にサインをいただく文化が知られるようになってくると同時に、マナーの悪いファンが目立ってきてしまったからかもしれない。その対策としてファンが立ち入れるエリアを規制するようになるのは避けられない流れだし、これは仕方がないと諦めるしかなかった。

写真の中央あたりにあるのが歩行者専用通路の入り口。けっこう色あせている…。
ちょうど真ん中あたりに見えるオレンジ色の道が選手用通路だった。
選手用通路の手前のライト側観客席。この日、観客席は開放されていなかった。

球場を右手に見ながらオレンジ色の通路をしばらく進むと階段の前に出る。この階段を下りると球場の入り口だ。

ちなみに、イースタン・リーグ公式戦といった有料試合の開催日や施設休館日を除いた日は、原則的に無料で観客席から練習見学ができるのだとか。
こちらに載せてある球場入り口の写真はジャイアンツタウンスタジアムで三軍の試合があった日に撮影したもので、この日はグラウンドで練習が行われていなかった。そのため、ワタシは中に入ることができず…。まあ、そんな日もある。

読売ジャイアンツ球場の入り口。

よみうりV通りに懐かしの選手たちの手形が!!

読売ジャイアンツ球場に向かうもうひとつの道が、よみうりV通りという坂道を上るルートだ。
京王よみうりランド駅を出て、左側の階段を上るまでは「巨人の道」ルートと同じで。階段の上によみうりV通りがあるので、こちらを左に曲がろう。
こちらのルートを使うと、球場までの所要時間は15分ほど。ただし、ずっと上り坂である。

こんな坂道がずっと続く。
夜景はきれいそうだが…。
途中、大きなカーブがある。
カーブを越えたらもうすぐ!

ただ長いだけの坂道のように思えるが、こちらのよみうりV通りはヴィクトリーロードという別称があり、歩道沿いには2009年当時の選手や監督、コーチの手形が背番号順に並んでいる。
こちらの記事では背番号の若い順に並べてあるが、京王よみうりランド駅から坂道を上る場合は背番号が大きい選手の手形から見ていくことになる。

最初からワタシはけっこう楽しんでいたが、背番号の大きな選手やコーチの手形を見ているうちにテンションが大幅にアップ! 特にワタシの琴線に触れたのが当時のコーチ陣。ホークス時代の印象が強い岸川勝也や、韓国球界の強打者だった金杞泰の手形を見つけては、「おお! 懐かし~!」と、坂道の途中で1人で盛り上がっていた。

鈴木尚弘。
高橋由伸。
イスンヨプ(李承燁)。
大道典嘉。このへんから個人の趣味が…。
韓国の強打者・金杞泰!
佐藤弘祐! 懐かしい!!

特にワタシの中で印象深かったのが佐藤弘祐だ。
ワタシが初めて読売ジャイアンツ球場に行ったのが2004年6月。このときに佐藤からサインをいただいている。

その日の試合後、佐藤はそれこそ泥だらけになるくらいまで練習をしていた。
日が暮れてきて、やっと練習を終えた佐藤は帰るときにはユニフォームは真っ黒で汗ダラダラ。
それでも佐藤は球場に残って練習を見学していたファンに1人ずつ丁寧に応じていた。ワタシが「頑張ってください」と声をかけたら、しっかりと返事をしてくれた。

佐藤弘祐のサイン。当時の背番号は96。

夕日を浴びながら、ファンに応えている佐藤を見ていると、アニメ「キャプテン」のエンディング曲「ありがとう」が聞こえてくるようだった。佐藤がまさに「キャプテン」の谷口タカオに見えた。

選手としてのキャリアは5年で、その間の一軍公式戦の出場はなし。それでも佐藤のことはずっと気になっていた。今もジャイアンツに残っているようで、たまに名前を見かけるとうれしくなってしまう。

閑話休題。
手形を見ながら坂道を上っていると、途中で読売ジャイアンツ球場の入り口の看板が見えてくる。
この入り口を左に曲がると目の前に室内練習場があるので、その横を通ってちょっと歩けば球場入り口の前へ出る。

室内練習場の奥には選手用の駐車場や選手寮があるのだが、その入り口には警備員が立っていた。
おそらく選手寮があるほうまでは行けないのだろう。

室内練習場のほうへ曲がるところでは、かつては選手が車を停めてサインに応じてくれた時期もあった。ただ、この日ははこちらで選手を待つファンの姿がほとんどなかったので、もしかしたらこのエリアで選手を待つことは禁止されているか、ファンが行動を控えているのかもしれない。

球場入り口の看板。
室内練習場の手前を右へ。
室内練習場。

【読売ジャイアンツ球場】基本情報

読売ジャイアンツ球場
■住所:神奈川県川崎市多摩区
 菅仙谷4-1-6

■入場料:平日 1,000円~
 土日祝 1,000円~
 特別料金試合 1,300円~
 ※席によっては小学生以下や
 中学生以下の料金もあり
■駐車場:あり(有料)
■電話:03-3246-7733
 (球団事務所)

ここまでけっこう熱くなってアクセス方法を説明したが、現在はジャイアンツタウンスタジアムに主役の座を譲っているため、こちらで二軍戦が行われることはほとんどない。

この日はジャイアンツタウンスタジアムで高校野球の予選が行われていた。そのため、二軍戦がこちらの球場で開催されたが、これは極めてレアケース。実際、2025年に読売ジャイアンツ球場で行われる二軍公式戦はわずか3試合だ。そして、この日はジャイアンツタウンスタジアムで二軍戦が行われると思い込み、何も疑わずにそちらへ行ってしまい、「なんで高校野球をやってんだ!?」と慌てて試合の情報を調べまくった男がいたのは内緒である。

「読売ジャイアンツ球場に行ってみる」一覧

①~最寄り駅からのアクセスは?~
②~サインをいただけそうなポイントを探して~

(お出かけ日:2025年7月11日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2025年7月時点のものです。

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