「恵林寺」に参拝し、今回の山梨旅行もほぼ終了。
15時頃と中途半端な時間帯だが、ここでワタシたちは遅い昼食を摂ることに。
山梨といえば、やはりほうとうが思い浮かぶが…。
今度こそほうとうの写真を!
ほうとうのお店で最初に思い浮かぶのは、やはり「甲州ほうとう 小作」だ。
この時間帯なら少しはすいているかも…と思い、石和駅前通り店に向かうが、やはり大混雑。
こんなとき、ワタシは長々と待つ気はさらさらない。なぜなら、去年の山梨旅行「成城の先生のお宅訪問! in 山梨③【横溝正史館】山梨市の夢の家」で「甲州ほうとう 百間」(以下、「百間」)の存在を知ったからだ。去年は空腹のあまり、ほうとうの写真を撮り忘れたという後悔もあったので…。
【甲州ほうとう 百間】基本情報
甲州ほうとう 百間
■住所:山梨県笛吹市春日居町
小松1169-2
■営業時間:
【平日】
11:30~15:30
17:00~20:00
【土曜日、日曜日、祝日】
11:00~20:00
■休業日:水曜日
※月1回火曜日の不定休あり
■駐車場:あり
■電話:0553-37-1854
こちらの「百間」は山梨県内に展開する「甲州ほうとう 完熟屋」の支店のひとつ。
「甲州ほうとう 完熟屋」は農業生産法人ホトト農場の直営飲食店だ。甲州市塩山にある本店は120年前の古民家を流用しているとのことで、「百間」もその流れを汲んでいる。
看板メニューは自家製の味噌を使ったほうとうで、他には甲斐サーモンや山梨名物のとりもつ煮なども提供。
地元の食材や郷土料理をお酒とともに楽しめるのが魅力だ。
「旨辛すりだね」はあまり入れすぎずに!
店内はひとつひとつの席がけっこうスペースがあり、広々とした印象だ。これだけ広いと子連れでも使いやすそうだし、前回訪れたときは実際に子連れを何組か見かけた。
テーブルに着いてメニューを広げると、ほうとうの他にもつ煮や天ぷら、馬刺しなどがあり、ちょっと一杯飲みたくなる。しかし、車を運転するKもいるのでここは我慢。「豚肉ほうとう」(税込1,628円)と「馬もつ煮込み」(税込715円)を注文する。
ほうとうは野菜がたっぷりと入っていて食べ応え十分。汁も濃いめでおいしく、〆のごはんが欲しくなるところだが、体重を考慮してここも我慢。逆に「馬もつ煮込み」はあっさりとした味わいだった。
そして「旨辛すりだね」。店員さんから「辛いので気をつけてください」と声をかけていただいた薬味は、ベースの赤唐辛子にごまや山椒を加えて油で炒めた調味料なのだとか。富士吉田市のうどん屋では定番の薬味らしい。
実際に試してみると…これが本当に辛い! けっこうクセになる辛さなのだが、入れすぎると「うっ…」とくるかなりの辛さに…。竹串の先にちょっとつけて入れるだけで本当に十分だった。
山梨県内にはほうとうを提供してくれるお店が本当に多い。
また、おばちゃんが1人で切り盛りしているようなお店で注文できることもあるし、そういったお店ならではのほうとうを味わえることもある。
Kの言うように「ほうとうは失敗がほとんどない」ので、たまには旅の途中でちょっと見かけたお店のほうとうを試しに味わってみるのもいいんじゃないか、とワタシは思う。
「蓮と岩屋と鰻と夢絵師 in 埼玉&山梨」おしまい
「蓮と岩屋と鰻と夢絵師 in 埼玉&山梨」一覧
①【宗福寺】見頃を迎えたかえる寺の蓮池を見てみたい!
②【割烹 坂本屋】肉厚ふわふわのうなぎで夏バテ防止!
③【季節のお宿 ひみね】食事のメニューがパワーアップ!
④【Gelateria ROTONDO 甲斐黒駒店】おいしいジェラートで季節を味わって
⑤【竹中英太郎記念館】心をかき乱す妖美な作品の数々
⑥【恵林寺】歴史や季節に触れられる塩山の名刹
⑦【甲州ほうとう 百間】薬味の「旨辛すりだね」に注目!
(お出かけ日:2025年7月25日~7月26日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2025年9月時点のものです。