今年、ワタシは数年ぶりにプロ野球二軍戦でのインパーソン(サイン収集)活動を本格的に行った。
再開したときはすっかり忘れていたのだが、11月が近づいてくると、あることをふと思い出した。
この時期になると新聞のスポーツ欄に、プロ野球の各球団で戦力外になった選手の情報が掲載される。
その情報量はわずか数行、見出しがついていればマシなほうだ。
以前、ゴリゴリにインパーソン活動を行っていた頃、この情報を見るのが切なかった。その数行の中に、ワタシがサインをいただいた選手の名前が入っているかもしれないからだ。
そして今年、久しぶりにその寂しさを感じることになった。横浜DeNAベイスターズの三嶋一輝、読売ジャイアンツの大津綾也、埼玉西武ライオンズの日隈モンテル…ワタシがサインをいただいた3選手の名前があったからだ。
生涯現役を貫ける選手はほとんどいない。だから、見送らなければならない日が必ず来る。
それでも気さくにサインに応じてくれたときのことを思い返すと、やはり切ない。切ないが、今のワタシにできるのは以下の言葉を贈ることだけだ。
あのときはありがとうございました!
これから先に、幸あれ。
※敬称略させていただきます。
※各情報は2025年12月時点のものです。
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