2026年1月になったとはいえ、球春の到来まではまだ時間がある。
球場に行くのはもう少し先だなぁ…と思っていたワタシだが、ふと頭に浮かんだことがあった。
そういえば1月はみんな各地で自主トレを行っている。昨年のドラフトで入団した選手たちは寮のある二軍の球場で新人合同自主トレをしているんじゃなかろうか…と。
それで調べてみると出るわ出るわ…関東近辺では千葉ロッテマリーンズ以外、どのチームも一般公開の機会を設けている。ならば行ってみよう! となるのがワタシという人間だ。
スイングが豪快な藤井健翔に期待!
1月14日、ワタシはジャイアンツタウンスタジアムへ。
ホームページで調べたところ、新人合同自主トレは13時から始まり、球場は7時~17時に開放されているという。
しっかり練習を見学するならば13時には球場に着くようにしたほうがいいのだが、ワタシはサボって14時30分頃に球場入り。
球場の一塁側にある選手と関係者用の出入り口付近には柵が設けられ、この時点ですでに場所取りをするファンがいた。おまけに選手に声をかけやすいベストポジションはファンが二重になっている。
その光景を見たワタシは「サインはいただけそうなんだな」という見当をつけただけで出待ちのファンの中には入らず、球場内に足を向ける。
球場に入って客席に立つと開放感が味わえて、やっぱり気分がいい。
しかし、練習開始からけっこう時間が経っているのでグラウンドに選手の姿はない。さすがに寒中での練習はケガの恐れもあるだろうから、ということでワタシは室内練習場へ向かう。
室内練習場のほうには数多くのファンのほか、首からプレスパスを下げた記者の姿もちらほら。
平日にわざわざ練習の見学に来るくらいだから、ファンはみなさんけっこう真剣だ。
タオルを振りながらシャドーピッチングを繰り返す投手の姿なんて、こんな機会でもないと見られないので、ワタシもけっこうがっつりと見入ってしまった。
そんな中でも、ワタシが「おっ!?」っと思ったのが藤井健翔だ。
身長は目立って高いわけではないが、体格はかなりがっしりとしている(181cm/96kg)。その恵まれた体を生かしたスイングがなんとも力強い。こういうスラッガーはまっすぐ育ってほしいと心から思う。
何人もの新人選手がサインに応じる!
15時頃には室内練習場での練習もほぼ終了。ワタシは球場外一塁側の選手と関係者用の出入り口へ移動する。
このとき、出待ちしているファンの数はワタシが球場に来たときと比べると倍以上。最も選手に近いベストポジションは、それこそ三十重四十重と言っていいくらいだった。
「やっぱり大変そうだなぁ」と思いつつも、それで諦めるワタシではない。サブグラウンドの出入り口付近という、ベストポジションとは離れた位置でワタシは選手たちを待った。
その後、しばらくしてから林(おそらく)と河野優作が出てきて、ファンが入れないエリアで記者の取材を受ける。そして取材が終わると、ファンの呼びかけに応じて河野がファンの待つほうへ!
とはいえ、最初に選手が向かうのは当然ながらベストポジション。そのあたりはファンが何層にも重なっていて近づけそうにない。しかし、河野は柵に沿って少しずつ移動しながらファンに対応。やがて、ワタシがいるあたりまで移動してきた。
河野は選手寮に戻る車のほうをときどき気にしながらも、ファンへの対応をやめない。ちょうどワタシの近くに来たとき、「今日はたくさんサインを書いてるなぁ」とつぶやいたので、ワタシは思わず「ふっ」と笑ってしまった。
その笑い声が耳に入ったようで、顔を上げた河野とワタシの視線が合うと、河野は悪戯っぽい笑みを浮かべていた。
そんなナイスガイの河野から、もちろんワタシもサインをいただくことができた。
この日は河野のほか、ワタシが確認できただけでも竹丸和幸や田和、藤井といった選手たちがファンに応じて即席サイン会を開催。
竹丸はさすがドラ1だけあって、立ち止まっての即席サイン会が始まるとファンが集まり、近づくことも難しいほど。結局、途中でスタッフから「次で最後で~す」との声がかかり、ワタシは竹丸のサインはいただけなかった。まあ、これも仕方のないところだ。
一方、田和や藤井は河野のようにサブグラウンドの出入り口付近まで移動しながらサイン。こちらの2人はファンがほぼ途切れるまでサインをしていたおかげで、ワタシもいただくことができた。
最初、田和と藤井は2人並んでサインをしていたので、どちらにお願いしようか迷ってしまう。しかし、結果的に2人ともかなりの時間を割いてサインをしていたので、ワタシとしてはありがたかった。
また、このときに撮った写真に、藤井にサインをいただいていた女性がたまたま写っていて、本当にうれしそうな顔をしていたのが印象的だった。自然と湧き出るうれしい気持ち、よくわかる!
即席サイン会が行われている間、ワタシが「しっかりしてるなぁ」と思ったのが球団の対応。
スタッフが選手の近くにいるようにして、数多くのファンが選手に近づいてきたときには「押さないでくださ~い!」と声をかけていた。このおかげでファンもハッと我に返っただろうし、気持ちよく即席サイン会が行えたのだと思う。
なお、選手の厚意やその日のさまざまな要素によって状況は変わる。そのため、ジャイアンツタウンスタジアムで選手から必ずサインがいただけるかどうかはわからない。
もし、選手がサインに応じてくれる機会があったら、選手やチームの厚意を無駄にしないよう、こちらもマナーを守って楽しむようにすることが大切だ。
藤井にサインをいただいたところでワタシは満ち足りた気持ちになり、心を鎮めようと球場内へ。時間はだいたい16時くらいで1時間ほど出待ちをしていたので、ちょっとひと休みもしたかったのだ。
球場に入ってみると、さすがにこの時間帯だと球場内にいるファンは数人。記者の数のほうが多いくらいだった。
ワタシは休みながらサインボールの写真を撮ったあと、せっかくなのでこれまで行ったことがなかったレフト側のほうへ散歩。傍から見たら「あいつ、何してんだ?」と思われたかもしれない。
16時30分頃に球場の外へ出てみると、あれだけ数多くのファンが集まっていた選手と関係者用の出入り口付近は人がまったくいなくなっていた。いきなりここまで景色が変わると、一瞬「何があったんだ!?」と思ってしまうほどだ。
逆に、この光景はインパーソン(サイン収集)活動終了のサインみたいなもの。それを見て、ワタシもジャイアンツタウンスタジアムをあとにした。
この日は夕方からKと会う約束があったものの、約束の時間まで余裕があったので読売ジャイアンツ球場まで散歩。
こちらの室内練習場のシャッターは閉まっていたが、明かりが灯った室内から球を打つ音が聞こえてくる。誰かが練習しているようで、数人のファンが窓から覗き込んで盛り上がっていた。
ワタシは3選手にサインをいただけて大満足だったので、室内練習場の前をスルーし、最寄り駅に向かう途中で「穴澤天神社」に寄ってお詣り。今年も幸先いいスタートが切れたことに感謝!

(お出かけ日:2026年1月14日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2026年1月時点のものです。




















