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ファイターズ鎌ケ谷スタジアムの魅力を再認識!~サインをいただけそうかもチェック!!~

サイン収集
サインに応じる稲葉篤紀監督

今年の6月、約9年ぶりに訪れることになったファイターズ鎌ケ谷スタジアム(以下、鎌スタ)では、まさかの試合中止に…。そのときに球場周辺を散策してみて、もちろん以前と変わった部分はあったが、当時からの雰囲気が十分に残っていることも確認できた。
ただし、試合は観られなかったので、今回改めて鎌スタへ行ってみることに。
この日も暑くなりそうだったが、なんとかなるでしょう!

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キッチンカーのおかげでフードの選択が広がる

8月24日。この日、鎌スタでは北海道日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツの試合を開催。13時の試合開始に合わせ、ワタシは12時30分頃に鎌スタへ到着する。

球場に着くと駐車場にキッチンカーがちらほら。ワタシは朝食を摂っていなかったので、まずはごはんを物色する。
その中でセレクトしたのがサーロインステーキ丼。どうやらワタシの胃袋に夏バテはないようだ。

球場前のキッチンカー。

サーロインステーキ丼は肉が柔らかく、濃いめのソースが野菜やごはんとも合っていておいしかった。
この日は暑いこともあって、それぞれのキッチンカーでは冷たいものが売れているようだ。

こちらのキッチンカーで朝食兼昼食。
観戦のお供になりそうなメニューもあり。
こちらがサーロインステーキ丼。

ちなみに、鎌スタの2階コンコースには鎌スタキッチンとカフェ・カビーがある。
鎌スタキッチンでは主に軽食や飲み物、カフェ・カビーではスイーツや飲み物などを販売。
ただ、試合前は特に混雑しがち。毎試合ではないが、鎌スタではキッチンカーが出張してきているようなので、状況に応じてキッチンカーを利用するのもいいと思う。

こちらが鎌スタキッチン。
メニューは豊富で価格もお手頃。
こちらはカフェ・カビー。

あまりの暑さに席がホットプレート状態に!?

スタンドに入ると、満員とまではいかないが、けっこうな数のファンがすでに集まっていた。
この日は快晴で、スタンドにはさんさんと、というか、ギラギラと日差しが降り注いでいる。
内外野共通自由席で入場したワタシは内野スタンドで席を選び、何気なく腰かけてみると…これが暑い!
ジーパンを穿いているワタシでもかなりの暑さを感じるほどだったが、席とお尻の間に挟むものが手元にない。そのため、仕方なくしばらくは我慢して座り、数分後にやっと落ち着けた。

試合の合間にトークを繰り広げたDJチャスによると、この日の鎌ケ谷の最高気温は37℃だったとか。
気温が高い日は暑くなっている席に備え、簡単なクッションや新聞紙などを持参するといいかもしれない。
ただ、ワタシは何度か鎌スタに来ているが、席がこんなに暑くなっていたのは初めてだった。

一塁側からの景色。
三塁側からの景色。

9月1日からSNSやブログなどに試合中の写真も掲載OKになり、「これでブログに臨場感のある試合中の写真も載せられる!」とワタシはけっこう喜んでいた。

それで今回、ブログに掲載しようとスマホでいろいろと写真を撮ってみたのだが…当然のことながらスマホでは限界があり、1人の選手をアップで撮るほどの性能がない。
ちょっと残念だが、球場の雰囲気が伝わればいいか、と割り切って今後は試合中の写真も載せていこうと思う。

ファイターズのアニュラス・ザバラ。背番号はわかるが迫力がイマイチ…。
このくらい俯瞰した写真のほうが、少しは臨場感がある、かもしれない。

かつて鎌スタに通っていた頃の記憶では、「イベントがいろいろあったなぁ」という印象がなんとなく残っていて、試合を盛り上げるさまざまな工夫がなされていたように思う。
それは今も変わらず、キッズスターターや始球式、ラジオ体操や子どもたちによるヒーローインタビューなど、さまざまなイベントが試合前から試合後にかけて行われていた。

試合中に行われるラジオ体操では、スタンドのファンも一緒になってストレッチ。暑い中でも体操をしているファンがけっこういた。

また、お笑い芸人もMCとして登場。この日に登場した芸人は、自ら入手した野球のトレーディングカードを数量限定で子どもたちに配るという太っ腹なところを見せていた。

ひとつひとつのイベントは決して派手ではないが、見ていると意外と楽しい。もともと鎌スタはこういったイベントに力を入れていて、「ああ、鎌スタってやっぱりいいなぁ!」と思ってしまう。

試合前の花束贈呈式。こういったセレモニーがあるだけで気分が盛り上がる。
マスコットのカビーとともに試合の合間を盛り上げるMCの芸人。
ここでなぜか鎌スタキッチンの鎌スタドッグ(税込550円)。おいしいよ~!
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試合後に出待ちをしていると稲葉篤紀監督が!

試合は3-4でファイターズが惜敗。序盤に得点シーンが固まっていて、選手たちも暑さに辟易しているようだった。

その中でもファイターズのアリエル・マルティネスはホームラン2連発を含む3打数2安打と気を吐く。
一方、ファイターズのある選手が出塁した際、ベース上で気を抜くようなシーンが何回かあり、危うく牽制に引っかかりそうになっていた。暑くても油断しないようにしないと!

また、ファイターズの投手陣では個人的にアニュラス・ザバラがいいなぁと思った。大きな体格から投げ込むストレートは、ワタシが覚えている限りでも最速157km/hを出していた。ただ、ボールとストライクがはっきりしているのが難点。これも含めて、いかにもパワーピッチャーという印象だった。

ただ、この日は何度も繰り返しているようにかなりの暑さで、ワタシは試合中に何度か日陰に逃げるハメに。飲み物は手放せず、試合終了までにペットボトルを5本くらい空にしたし、実はマルティネスの1本目のホームランは見逃してしまっている。

試合後、この日は鎌スタでの今年最後のジャイアンツ戦ということで、ジャイアンツの監督や選手たちが整列。ファンに挨拶をしていた。中でも大きな声援を送られていたのが桑田真澄監督。桑田はやっぱり人気があるなあ!

ベンチの前に整列し、ファンに挨拶するジャイアンツの選手たち。

試合後はビジター側で出待ちをしてみようと思い、球場正面の出入り口へ。
すると、そこにはすでにカラーコーンとカラーバーでしっかりと選手用の通路が確保されていて、ファンは区切られたエリア内で、ルールを守って選手を待っている。
これは一塁側の関係者用出入り口やジャイアンツのバスを停めてあるあたりでも同様。こういった施策は横浜DeNAベイスターズと同様にファイターズもしっかりしている。
ただし、どのエリアもファンの数が多く、最前列を確保するのは不可能。のちに他の球場で気づいたことだが、出待ちをするファンは試合が7回にさしかかったあたりで出待ちの場所取りを始めているようだ。

球場正面の出入り口付近。
一塁側の関係者用出入り口付近。
ジャイアンツのバスの周辺。

そこでワタシはすぐさまファイターズの選手たちが出てくる三塁側へ移動。こちらも出待ちをするファンが柵の前にズラッと並んでいる。今は柵が設置されるようになってしまったが、ワクワクした表情を浮かべながら選手たちを待つファンの姿は以前とまったく変わらない。こういう光景が残る鎌スタってやっぱりいいなぁ。
ただ、明らかに出遅れたワタシは最前列を確保できず、ちょっと離れたところでしばらく様子を見る。

三塁側も大混雑!

すると、出待ちをするファンの数がある程度減ったところで本日2連発を放ったマルティネスが登場!
ファンの列にスペースができつつあったので、ワタシもサインをいただくことができた。このとき、マルティネスは記念撮影をお願いするファンの要望にもしっかりと対応。異国の地でもファンを大切にする姿にちょっと感動してしまった。

このあとも何人かの選手が球場から出てきて、声をかけてきたファンに快くサイン。家族と一緒に試合を観に来ていた子どもたちは、帽子にたくさんのサインをいただき大満足の様子だった。

ワタシが興奮してしまったのは稲葉篤紀監督からサインをいただけたときだ。現役時代、鎌スタで稲葉と接する機会があったのだが、このときは調整中で緊迫感が漂い、サインをいただけず。それから10年ほど経ってサインをいただけただけに喜びもひとしおだった。

子どもたちに応じるマルティネス。
帽子にサインを書く細川凌平。
カビーと並んでサインする稲葉。
サインするカビー。相変わらず優しい子だ!
マルティネスのサイン。
稲葉のサイン。

これは大切なことだが、選手の厚意やその日のさまざまな要素によって状況は大きく変わる。そのため、鎌スタで選手から必ずサインがいただけるかどうかはわからない。
もしサインをいただける機会に恵まれたら、選手やチームの厚意を無駄にしないよう、こちらもマナーを守って楽しむことが大切だ。

野球は観やすいし、ファンサービスもしっかりしている。鎌スタはワタシが二軍観戦にハマった頃とほとんど同じ姿だった。当時、ファームの球場として理想的だと強く感じたし、その考えはこの日の観戦のあとも変わっていない。

ファイターズ二軍は2030年をめどに北海道への移転が決まり、鎌スタはあと数年で役目を終える。
残りの数年間で鎌スタにあと何回来られるかはわからないが、1回でも多く観戦したいとワタシは思っている。

夕日に照らされる鎌スタ。

(お出かけ日:2025年8月24日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2025年9月時点のものです。

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