2年前のこと。
Kと真鶴を訪れたとき、何気なく寄ったお店で買ったイカの塩辛がとてもおいしくて、「いつかまた機会があれば…」と思っていた。
お店を切り盛りしていたおじちゃんとおばちゃん、今も元気かなぁ…。
熱海であのご当地力士のお饅頭を発見!
「熱海秘宝館」を出たあと、お菓子を中心としたおみやげを探そうという話になり、ワタシたちは熱海駅前商店街へ。そちらの商店街に行けば、さまざまなおみやげが売っているはず、というわけだ。
近くのコインパーキングに車を停め、平和通り商店街と仲見世商店街の2つからなる熱海駅前商店街に行ってみると…平日の金曜日にもかかわらず、かなりの混雑ぶりで活気もすごい。もちろん、さまざまなおみやげもあり、ワタシたちはそれぞれ購入。
Kは「熱海プリン」に目をつけていたようで、行列に並んで10分ほど待ったのちに無事購入。
ワタシもお菓子をいくつか買ったが、そのうちのひとつが「熱海富士まんじゅう」。相撲ファンなら惹かれて当然だろう。
ちなみに、こちらの「熱海富士まんじゅう」はワタシの口にひとつも入ることなく、家族がお腹の中に収めてしまったが…。
お酒やごはんが欲しくなるイカの塩辛は絶品!
その後、ワタシたちはそのまま地元まで帰り、馴染みのおそば屋に寄るつもりだった。
しかし、途中でふと「海鮮丼で旅を〆るのもありかも」と思い、Kに提案。Kもその話に乗ってきて、真鶴へ行ってみることに。真鶴ならば、帰り道からちょっと逸れるだけでOKだったからだ。
ここで「そういえば」と以前寄った「川口水産」のことをワタシは思い出す。あのお店のイカの塩辛がおいしかったなぁ…。というわけで、海鮮丼の前にワタシたちは「川口水産」へ寄ってみることに。
【川口水産】基本情報
川口水産
■住所:神奈川県足柄下郡真鶴町
真鶴1164
■営業時間:7:00~16:00
■駐車場:あり
■電話:0465-68-1463

「川口水産」は神奈川県道739号 真鶴半島公園線の沿道にある。県道が灯明山に上っていく直前のところで、目の前には琴ヶ浜が広がっている。隣にあるのは、かつてワタシたちがお世話になった「真鶴の地魚にこだわる料理宿 しょうとく丸」だ。
ワタシたちが真鶴に着いたのは15時頃で、もしかしたらお店がすでに閉まっているかも、と少々心配だったが大丈夫。お店の前には幟が並び、しっかりと営業中だった。それに、以前も見かけた呼び込みのおじちゃんもいる!
車を停めてお店に入ると、おじちゃんとおばちゃんが「いらっしゃーい!」と元気な声をかけてくれる。
2年前もそうだったなぁ…と懐かしさがこみ上げるなか、イカの塩辛があるか聞く。すると、おじちゃんがすぐさま冷蔵ショーケースからイカの塩辛を取り出し、味見させていただくことに。久しぶりにちょっとだけいただいてみると…やっぱりおいしい!
こちらで買ったイカの塩辛がおいしくて忘れられなかったことを話すと、おばちゃんが「わざわざ来てくれたんだ、ありがとうね」という優しい言葉が。
おじちゃんとおばちゃんの2人だけなのに、店内にはどこか活気があって、何気ないやりとりがあって…こういう雰囲気、いいなあ!
ただ、ワタシたちは「沼津干物屋マルカイ」で干物を買っていたので、今回は「川口水産」で干物は購入せず。代わりにワタシはシラスを購入する。もちろんイカの塩辛はワタシもKも買った。
帰宅後、イカの塩辛をいただいてみる。イカの塩辛にとって旨味のカギともいえる、赤っぽくてどろどろしたイカのワタ(内臓)は辛すぎず薄すぎず、ちょうどいい味わい。あったかいごはんにも合うし、お酒にも合う。ケチって1瓶しか買わなかったのが悔やまれる…。
また、シラスは1尾1尾が大きく、新鮮でぴちぴち。ただ、「熱海富士まんじゅう」と同じように、ワタシの口にはほとんど入らなかったが。
久しぶりに訪れた「川口水産」はやっぱりよかった! ぜひまた行きたいと思っているので、おじちゃんとおばちゃんにはいつまでも元気でいてほしいと心から思う。
「秘宝と海鮮料理を求めて… in 静岡&神奈川」一覧
①【三代目あだち】手間をかけた料理の数々に大満足!
②【沼津干物屋マルカイ】直売所で冷凍の干物をどっさり購入
③【熱海秘宝館】来館の目的は時代を超えた実地検証!?
④【川口水産】真鶴にあるオススメの海産物店!
⑤【主屋】
(お出かけ日:2025年9月25日~9月26日)
※各情報は2025年10月時点のものです。








