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<インパーソン徒然草>中田翔のファンサービスの姿勢に感動!【#4】

サイン収集
中田翔のサイン

あの日、あの選手にサインをいただいた思い出を少しずつ紐解いて…。
ふとしたきっかけが生み出した「対面」のひとときを、のんびりつづる「インパーソン徒然草」。
第4回の主役は惜しまれながら2025年に引退した中田翔だ!

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カブレラのような構えの中田に将来を期待!

「ヤンチャ坊主みたいだけど、パワーはすごそうだな」
それが中田がドラフトで北海道日本ハムファイターズに入団したときの印象だ。ならば実際に見に行こう! となるのがワタシだ。

というわけで、2008年3月22日に鎌ケ谷スタジアム(以下、鎌スタ)で行われた北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦を観戦することに。
ちなみに、この日の日記を確認したところ、ブログにときどき出てくるIくんと一緒に観戦したらしい。しかし、ワタシにはそんな記憶がまったくない。なんとも薄情な男である。

中田翔
■1989年4月22日生まれ ■広島県出身 ■184cm/107kg ■右投右打 ■一塁手、外野手 ■北海道日本ハムファイターズ(2008~2021)-読売ジャイアンツ(2021~2023)-中日ドラゴンズ(2024~2025) ■打点王3回、ベストナイン5回 他

試合はファイターズ先発の金澤健人とマリーンズ先発の田中良平が不安定で乱打戦に。11-7でファイターズが勝利したが、観ていて疲れる試合だった。

この試合でワタシが注目したのはファイターズの尾崎匡哉。
一生懸命プレーする姿を二軍の試合でいつも見ているうちに応援するようになったのだが、いまいちブレイクしきれずに2008年には内野手から捕手に転向。
ワタシがこの日見たのは、まさに捕手にコンバートしたての尾崎だ。ワタシの日記には「ミットの構え方に不安が残る」などと、余計なお世話だと怒られそうなメモが残っていたが、ワタシとしては尾崎にはいつかブレイクしてほしいと思っていた。

そして、もう1人の注目選手であり、この日のお目当てだった中田は5番サードで先発出場。結果は4打数ノーヒットで3三振と数字だけ見れば散々だった。しかし、ワタシはこれでいいと思った。
中田を見て面白いな、と思ったのは構えの豪快さ。西武ライオンズ(当時)に所属していたアレックス・カブレラのように、体を反らしてバットを背負うように構える姿がけっこうさまになっていた。
この構えはよほど背筋が強くないとバットをしっかりと振れない。中田は体がかなりがっしりしているとはいえ、それでもまだバットを振りきるには厳しいんじゃ…とは思ったが、それはこれから自分で試行錯誤していけばいいこと。ここからどんなスラッガーに成長していくのか期待したくなるバッターだった。

ファンが途切れるまでしっかり対応!

試合後は鎌スタ恒例の出待ちへ。
期待のルーキーだけに中田の周りにはファンがわんさかと群がっている。
さすがにこれはサインをいただくのは大変そう…と思っていたら、中田は1人ひとり丁寧に対応。ワタシもサインをいただくことができたし、中田はファンの列がなくなるまでサインしつづけていた。
このシーンを見てヤンチャ坊主の印象はどこへやら、ワタシの中で「中田=ナイスガイ」というイメージが定着した。

のちにロッテ浦和球場でも中田が出場した試合を観戦したのだが、このときも中田は長蛇の列を作っていたファンにしっかりと応じていた。ファンの列はざっと見ただけでも数十人はいたと思うが、中田は途中で即席サイン会を止めることはせず。
その姿を見たワタシは「こりゃファンに愛される選手になりそうだなぁ」と感心した記憶がある。

ただ、ワタシがいただいたサインをネットで調べたとき、同じようなサインを見かけなかった。
もしかしたら、大人数に対応するための略式のサインだったのかもしれない。

(お出かけ日:2008年3月22日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2025年12月時点のものです。

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