ファイターズ鎌ケ谷スタジアム(以下、鎌スタ)。
実はこちら、ワタシが二軍戦にドハマりしたきっかけを作ってくれた球場だった。
それにもかかわらず、最後に行ったのは2016年…16年!? ご無沙汰にもほどがありゃしませんかねぇ。
というわけで、ワタシは鎌スタへ行くことを決意! 地元から遠いけど楽しみだなぁ!
歩いて球場を目指すなら鎌ケ谷駅の西口から出る
鎌スタの最寄り駅は東武鉄道・東武野田線(アーバンパークライン)の鎌ケ谷駅、JR総武線などの西船橋駅、JR武蔵野線の船橋法典駅などがある。
鎌ケ谷駅からは試合開催日のみシャトルバスが、他の2つの駅からは路線バスが出ているが、歩いて向かうとしたら30分程度で着く鎌ケ谷駅からが現実的。他の2つの駅からだと1時間以上かかるからだ。
かつてのワタシは鎌ケ谷駅から歩くのが基本だった。ならば今回も歩いて行ってみることに。
ただ、近道があるかもしれないと思い、マップアプリの某先生を使ってみることにする。
鎌スタへ歩いて行く場合、鎌ケ谷駅では西口から出よう。ちなみに、球場へのシャトルバスは反対側の東口から出ている。
西口から出たら、駅舎を背にして直進。すぐにT字路にぶつかるので、ここを左折しよう。
しばらく歩くと、広めの鎌ケ谷駅西通りにぶつかる。
某先生のナビに従う場合はこの交差点を右折することになる(赤ルート)。
ワタシがかつて使っていたルートで行くとしたら、ここを直進して細い道に入っていく(青ルート)。
どちらのルートで行く場合も鎌スタまではだいたい30分。ただし道の周辺の様子は全く別。
その違いについては、これから詳しく紹介していこう。
なお、赤ルートはマップアプリの某先生のご推薦ということで「ボー推ルート」、青ルートはワタシの馴染みのルートということで「オレ流ルート」としておく。
ちょっとブキミな道も通るボー推(赤)ルート
赤のボー推ルートがマップアプリの某先生ご推薦なのは上記のとおり。
某先生は所要時間優先ということもあり、青のオレ流ルートよりも所要時間が数分短い。某先生によると、こちらのルートの所要時間は30分だ。
ただ、某先生はあくまで所要時間を最優先。過去には、日が暮れてから誰も通らないような貯水池の横を歩かされたなんて経験もあったため、少々不安はあるのだが…。
鎌ケ谷駅西通りを右に曲がって少し歩くとローソン・スリーエフ鎌ケ谷道野辺店があるので、店舗の左側にある細い道に入っていこう。
しばらくすると、かろうじて人ひとりが通り抜けられるような路地がある。
ちょっと抵抗があるかもしれないが、ここを通り抜けてT字路にぶつかったら左に曲がろう。
この時点で某先生がノッてきた気がしなくもないが、その後は歩くぶんには十分な広さの道が続く。
鎌ケ谷市立中部小学校の横を通り過ぎたのち、奥に小川(水路?)があるT字路にぶつかるので、ここでは左に曲がろう。
T字路を過ぎてからは右側に小川がある道を進む。この道は車が通れないほど細く、おまけに木が鬱蒼としているところも。そろそろ某先生らしさ全開のように思えるのだが…。
何も知らずにこの道に入ると少々戸惑うかもしれない。実際、某先生に任せきりだったワタシも「ホントにこの道でいいのか?」と思ってしまった。
ただ、ここは地域の方々にとっては近道なのか、自転車に乗った人とけっこうすれ違ったので、不安をかき立てられるようなこともない。
時季的に道ばたにはアジサイも咲いていて、ちょっとした散歩気分で歩くことができた。
小川沿いの道を歩いていると、やがてY字路に出るので、ここでは左へ。小川沿いをそのまま進む感じだ。
このあたりまで来ると、近くに根郷梨通りがあるせいか、車の音が聞こえてくる。
ただし、ここで人通りがありそうなほうへ導いてくれないのが某先生だ。
あくまで所要時間優先ということで、もうしばらく細い道が続く。
…正直に申し上げよう。
このあとで細い脇道に入るのだが、足を踏み入れる段階でけっこう抵抗があった。
それでも某先生に導かれるまま進んだが、道の両側は木が鬱蒼としているだけでなく、小川のほうへ続いている斜面には不法投棄されたゴミがちらほら…。
昼間だったからよかったが、夜だったら1人で歩きたくないような道だった。これでこそ某先生ご推薦というかなんというか…。ボー節、全開の道だった。
木立の中の道を抜けると、目の前に片側一車線の根郷梨通りが見えてくる。この通りにぶつかったら左へ曲がろう。鎌スタは根郷梨通り沿いにあるので、ここまで来ればもうすぐだ!
結論:ボー推ルートは起伏が少ないが、少し気疲れする道もある。
歩道が狭いところもあるオレ流(青)ルート
以前、ワタシがよく使っていた青のオレ流ルートは道順がシンプルなのが特徴。
ちなみに某先生によると、こちらの所要時間は32分だった。
オレ流ルートでは、まず鎌ケ谷駅西通りを渡ってまっすぐ進む。東武野田線(アーバンパークライン)の線路に沿って南下していく感じだ。
しばらく進むと「妙蓮寺下」の交差点に出るので、ここを右折する。ただ、この交差点に至るまで道が狭い一方で、車の交通量が多いところもあるので歩くときには周囲に注意しよう。
交差点を曲がったあとは、しばらく坂道が続く。
途中、坂道を上りきったあたりにセブン-イレブン鎌ケ谷中沢店があり、こちらで食べ物や飲み物を買っておくのもアリだ。
ただし、鎌スタは売店が充実しているほか、ビンや缶の持ち込みが禁止されているので、購入する品はこれらのことを踏まえて選ぶようにしよう。
なお、このあたりはまだ歩道が広くて歩きやすい。
セブン-イレブンを過ぎて「八幡春日神社」の鎮守の森が見えてくるあたりになると、歩道がグッと狭くなる。
こちらの道は車の交通量が意外と多いので、ガードレールのある歩道を歩いたほうが安全だ。
「八幡春日神社」を過ぎると、今度は坂を下ることに。
下り坂に入ると歩道がより狭くなり、人同士がすれ違うのが難しいほど。この狭い歩道は坂道を下りきるあたりまで続く。
坂道を下ったあとは信号のあるT字路にぶつかるので、ここでは右折しよう。右に曲がったら鎌スタの入り口が見えてくる。
ちなみに、オレ流ルートは道沿いに梨園がけっこう多く、秋になると梨を購入できる。
結論:オレ流ルートは曲がるところが少ない。ただし、起伏があって歩道が狭いところも。
バスを使ったほうがいいかも…
今回、2つのルートを紹介したが、個人的な印象としては一長一短。
それなりにクセのある道なので、ここまで紹介した写真を見て「これはちょっと…」と思う方はバスで鎌スタを目指したほうがいいかもしれない。
「梅雨の合間にファイターズ鎌ケ谷スタジアムへ」一覧
①~鎌ケ谷駅から歩いてみる~
②~鎌スタはやっぱりサインをいただきやすかった!?~
(お出かけ日:2025年6月15日)
※各情報は2025年7月時点のものです。