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ヤクルト戸田球場、雨の中の激闘~9回まで見逃せない試合に~

国内野球観戦
力投する奥川恭伸

前回の試合観戦の翌日から、ワタシはある小説の校正作業に入る。
しかし、この仕事がかなり大変で、頭が煮詰まるようになること甚だしい。幸いスケジュールに余裕があり、3月25日の夜は飲みに行く約束をしていたので、その日に二軍戦を観に行くことを決める。

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二軍戦としては贅沢なバッテリーが!

25日の試合を調べてみると、行ける範囲ではジャイアンツタウンスタジアムとヤクルト戸田球場で試合が開催されるようだ。試合後に飲みに行くことを考慮して、今回はヤクルト戸田球場で行われる東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ戦をセレクト。試合の数日前だったが、運よくバックネット裏のS指定席を確保することができた。

ただし、この日の天気予報は夕方あたりから雨が降る模様。
ワタシがヤクルト戸田球場に着いた時点では、わずかにぽつぽつと雨が降りはじめた感じだったが、空を見れば雲が厚く垂れ込めていて、いつ雨が本格的に降ってきても不思議ではない状況だった。

とはいえ、ワタシは折り畳み傘を持ってきていたし、確保していたチケットは屋根のあるS指定席だったので、多少の雨なら大丈夫だろうと思っていた。

試合前、練習中のスワローズの選手。

この日の先発はスワローズは奥川恭伸、マリーンズは西野勇士という、一軍でも遜色のないマッチアップ。おまけにキャッチャーもスワローズは中村悠平、マリーンズは田村龍弘と、両軍ともにかなり贅沢なバッテリーだった。

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おっちゃん解説を密かに聞きながら観戦

試合中、ワタシの近くにおっちゃんがいたのだが、こちらの方がチーム事情にかなり精通。
こちらのおっちゃん、スコアブックをつけながら、ときおりボソッと独り言をつぶやく。これがかなり面白い。おっちゃんの解説を交えながら、試合を振り返ってみよう。

まず奥川はストレートが157km/hも出るほどで、おまけにスライダーもキレがよく、6回2失点と好投。ただし、決め球はどうもスライダーにこだわっているきらいがあった。
そのため、打者を追い込んでからスライダーを続けた結果、山口航輝にはホームランを浴びることに。同じ球種を続けてタイミングを合わせられた印象で、おっちゃんも同じようなことをボヤいていた。これはキャッチャーの中村が二軍戦ということで、スライダーのキレを確かめていたからかもしれない。

マウンドへ向かう奥川。

一方の西野はランナーを背負っても動じることなく、落ち着いて球を出し入れ。さすがベテランといった貫録で、5回を無失点に抑えていた。ただし、続いて登板した石川柊太がかなりの荒れ気味で、いきなり4失点と大乱調だったが…。

野手については、おっちゃん解説をいくつか残しておこう。
スワローズ期待の内山壮真がセカンドに入っていたのだが、守備について「腰が高い」と辛口評価。
マリーンズの山本大斗に関しては、「構えが崩れていて、抜け球しか打てなくなっている」とかなり辛辣なコメントが。ワタシはなるほどと胸の内でつぶやきながら聞いていた。

飄々と投げる西野。
この日の内山は3打数1安打。
角中勝也が代打として登場。

試合が中盤に差しかかったあたりから雨が強くなってくる。
ワタシは屋根のあるバックネット裏にいたので雨に気づかなかったのだが、外野席や荒川の土手で観戦しているファンはいつの間にか傘を差しながらの観戦になっていた。もしかしたら、石川の大乱調もこの雨が影響していたのかもしれない。

荒川の土手のファン。
外野席にも傘を差すファンが。
途中でマウンドを整備。

6回裏にスワローズが4点を奪ったところでスコアは2-4。雨も降っているし、これで試合が決まったかな…と思っていたら、マリーンズがなかなかしぶとい。7回表と9回表に1点ずつ取って、なんと同点に追いついてしまう。
一方のスワローズは、6回以外は空模様と同じように打線が湿りがちで、いまいち得点できそうにない。
こりゃまさかの雨中延長戦か…などと考えていたら、マリーンズのエラーをきっかけにスワローズがチャンスを広げ、最後は途中出場の澤井廉がサヨナラヒット! 当たり前だが、やっぱり大事な場面でミスしちゃダメよってことなのだろう。

試合後、荒川の土手を歩いていると、野良猫らしきニャンコがワタシのほうに近づいてくる。
ニャンコはワタシが差していた傘の下に入ると、腰を下ろしてしばらく休憩。ワタシを警戒する様子は皆無で、たまに目を合わせては「にゃ~」と鳴く。

こちらが試合結果。
試合後、ファンに挨拶する選手たち。

なんとかしてかわいい写真を撮りたいと思ったが、片手は傘で塞がっていて、変に傘を動かすとニャンコが雨に濡れてしまう。それでも四苦八苦しながら何枚か写真を撮ったあと、ニャンコは傘の下を離れ、土手をゆっくりと下りていった。

今年でスワローズの二軍は戸田を離れ、茨城の守谷市に移転していく。ワタシはあと1試合くらいはヤクルト戸田球場に行こうと思っているが、そのときにこのニャンコとまた会えたらうれしいなぁ。

足元にちょこんと座ったニャンコ。
スマホを近づけても無警戒。
ニャンコはのっそりと去っていった。

(お出かけ日:2026年3月25日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2026年5月時点のものです。

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