「これは行かないと!」
8月16日に行われる読売ジャイアンツ対埼玉西武ライオンズの二軍戦が長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合となることを知ったとき、ワタシは献杯をしたいと思い、すぐさまチケットを2枚購入した。
ワタシは子どもの頃から阪神タイガースのファンだが、そう思う何かがあった。
天に召されたミスターへ…
チケットは確保できたものの、そこからが大変だった。
まず、依頼されていた仕事の発注が遅れ、17日〆切というまさかの事態に!?
他の仕事も重なっていたが、自分なりにスケジュールをいろいろと組み換え、なんとか16日の午後にはすべての仕事を終わらせることができた。16日までの1週間はまさに綱渡り状態だった。
もうひとつは、チケットが2枚あるものの、一緒に行く人が見つからなかったこと。
「まあ、1人で行けばいいかな」と思っていたが、試合の数日前に事情を知ったKが名乗りを上げてくれ、いろいろと調整してくれたおかげでチケットが無駄にならずにすんだ。
8月16日の試合当日。
ワタシたちは試合開始15分前くらいにかろうじて球場へ滑り込む。ワタシが取ったチケットは内野自由席だったが、席も確保できた。
席に着いたところでちょうどセレモニーが始まり、続いてミスターに黙とう。
黙とうのあと、ワタシはそっとビールの入ったカップを天に捧げた。
ほんの数秒のことだが、ワタシはやりたいと思っていたことができて満足だった。
圧倒的な支配力でライオンズをねじ伏せた園田純規
ジャイアンツの選手や監督たちがミスターの背番号3をつけた追悼試合は、4-0でジャイアンツの勝利。
この日の試合は、被安打2、奪三振11と堂々の完封劇を見せた園田純規に尽きる。
園田はとにかくテンポがよかった。キャッチャーからボールが返ってくると、すぐさま投球体勢に入って打者を見据える。打者もそんな園田のペースに巻き込まれているようだった。
投げる球だけを見ていると、相手を翻弄するコントロールや圧倒的なパワーがあるようにも感じなかったのだが、この日の園田は明らかに試合を支配していた。
「ジャイアンツ球場の二軍戦に行ってみる②~サインをいただけそうなポイントを探して~」で気さくな姿を見せてくれた若手の今後の成長がとても楽しみだ。
また、この試合にはオコエ瑠偉、長野久義といった、Kが知っている選手も登場。
長野は無死満塁という絶好の機会に代打で出てきて、わずか1球でキャッチャーフライに…。園田とは別の意味でインパクトを残した。
まあ、大量得点につながらず、園田の緊張感を保つのに貢献したと前向きに捉えよう。
ちなみに、この日は来場者全員に「FOR3VER」のキーコピーが入ったオリジナルタオルと、ミスターの名言が記されたステッカーが配られた。
ワタシがゲットしたステッカーの名言は「我が巨人軍は永久に不滅です」だったが、Kのは「国民的行事」…。
1994年の中日ドラゴンズとの最終決戦のときにミスターが…と説明してもピンとこないと思ったので、ワタシは黙ってKとステッカーを交換した。
そして最後に…ミスター、ありがとう! 現役時代を見ることは叶いませんでしたが、あなたと同じ時代を生きることができて、うれしく思っています。
(お出かけ日:2025年8月16日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2025年8月時点のものです。