PR

ついに結願! in 埼玉③【秩父札所巡り 後編】結願するもやり残したことが…

旅行記
法性寺のお船観音

2月22日。ワタシは朝から少々緊張していた。
なぜなら秩父27番札所「大淵寺」を参拝するからだ。

広告

にこやかに対応していただいた「大淵寺」

ワタシたちが秩父札所巡りを始めた頃のこと。秩父札所34観音霊場の公式ホームページを見ているとき、気になる情報を見つけた。
それによると「大淵寺」はお参りの際に注意が必要らしい。具体的には、御朱印は観音堂で参拝した証しであることを厳格に実践しているということだった。
気になってマップアプリの某先生でレビューを調べてみると、きちんとした作法でお参りすれば大丈夫、親切に対応していただいたと書かれている一方で、厳しく注意されたという声も散見された。

「大淵寺」に関する情報を集めているうち、どうもワタシの中で警戒心が湧いてきてしまったようだ。その結果、「大淵寺」は自然と後回しになり、33番目にお参りすることになった。

「大淵寺」の駐車場に車を停め、ワタシたちが山門のほうへ歩いていたときのこと。
本堂近くの案内板を確認していた老年男性2人組に向かって、納経所から出てきたお寺の方から「上(観音堂)でお参りしてきてください!」と少々鋭い声が飛んでいた。
どうやら男性たちは26番札所「円融寺」の奥の院「岩井堂」に行きたいようなのだが、お寺の方を前にしてへどもど。

一方のワタシたちは山門の前で合掌一礼したうえで境内に足を踏み入れ、お寺の方から何か言われやしないかとちょっとビクビクしつつ、「月影堂」と呼ばれる観音堂に続く石段のほうへ。
ワタシたちの前には先ほどの男性2人組はおらず、どうやら「大淵寺」を経由して「岩井堂」へ向かうのを諦めたようだ。

月影堂の前に立ったワタシたちは鰐口を鳴らして手を合わせる。鰐口の音はけっこう遠くのほうまで響いていた。

「大淵寺」の山門。
「大淵寺」の境内。
護国観音とワタシ。

月影堂でお参りしたあとは、山の上にある護国観音を目指す。
護国観音までの道のりは片道20~30分ほど。ちょっとした山道なのだが、スカートとブーツのKでも危なげなく登っていた。

護国観音をお参りして「大淵寺」の本堂前まで戻ってきたワタシたちは、いよいよ納経所へ。
すると、お寺の方からにこやかに迎えていただき、御朱印を書いていただく際も28番札所「橋立堂」の納経受付期間や午歳総開帳、重ね印のことなど、いろいろと教えていただく。
その後、本堂の前にある延命水をいただいているときも、わざわざ納経所から出てきたお寺の方が「今年は水不足で、湧き水も例年より少ないんですよ」と笑みを交えながら解説。このときには参拝前に抱いていたワタシの緊張など、どこかに吹き飛んでいた。

あまりに緊張していたのだろう。駐車場に戻ったとき、ワタシは肩の荷が下りた感じで思いきり脱力。Kからは「ビビりすぎなのよ」と笑われてしまった。

照ノ富士の話題で盛り上がった「法性寺」で結願!

続いては、ワタシたちにとっては34番目、こちらで結願となる32番札所「法性寺」に向かう。

ワタシは秩父札所巡りの際、元横綱・照ノ富士(現 伊勢ヶ浜親方)のトートバッグを使っている。
納経所にいたお寺の方は相撲好きのようで、このトートバッグを見て「照ノ富士ですか? 引退して残念でしたよねぇ」といった感じで話しかけていただく。

「法性寺」の観音堂。

さらに観音堂でお参りしてから御朱印をいただく際も、「あら、照ノ富士の方ですね」とここでも再び照ノ富士の話題で盛り上がることに。お寺の方は本当に照ノ富士が好きだったようで、親方になってもいい力士を育ててほしいと願っていた。

「法性寺」にははるか彼方の山の上にお船観音が立っているのだが、ワタシたちの服装が山登りに適していなかったため、今回はお参りするのを断念。納経所の前にある奥之院遥拝所からお船観音を参拝する。「法性寺」で結願となったのだが、なんだか宿題を残したような…。
2026年の秋には再び「法性寺」を訪れる予定なので、そのときは必ずお船観音までお参りするつもりだ。Kもお船観音をお参りする気満々になっているのでね!

ちなみに、ワタシたちが「法性寺」をお参りしたとき、1人の若者が観音堂で参拝したあと、岩の隙間を通ってお船観音のある奥の院のほうへ向かっていった。
若者の格好はそれこそ近くのコンビニに行くような軽装だったが、30分以上経ってからいかにもヘロヘロといった顔をしながら帰還。その後、若者は懐からさっと納経帳を出し、御朱印をいただいて颯爽と去っていった。その背中が妙にカッコよかった。

ついに結願! in 埼玉④【市川いちご園】」へ

旅行記「ついに結願! in 埼玉」の一覧はコチラ

(お出かけ日:2026年2月21日~2月22日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2026年4月時点のものです。

タイトルとURLをコピーしました