5月9日(現地時間)、アトランタ・ブレーブスやトロント・ブルージェイズで指揮を執り、歴代4位の通算2504勝を挙げたボビー・コックスが亡くなった。84歳だった。
“Who is he?” “Bobby Cox!”
2003年9月、ワタシと中学時代からの友人であるEKはニューヨークに飛んだ。目的はもちろんMLB観戦だ。
このときの旅行でワタシたちはニューヨーク・ヤンキースとニューヨーク・メッツの試合を観たのだが、当時のメッツはどん底状態。スター選手だったロベルト・アロマーは放出されたばかりで、球場ではアロマーのTシャツが大安売りされていた。
そんななか、ワタシたちは9月2日と3日のブレーブスとの試合を観戦。のちに調べたところ、平日ということもあって3日の観客は16439人と発表されていた。ただし、ワタシたちの印象では数千人いればマシといったようなありさまだった。
ボビー・コックス
■1941年5月21日生まれ ■アメリカ出身 ■180.3cm/81.6kg ■監督歴 アトランタ・ブレーブス(1978~1981)-トロント・ブルージェイズ(1982~1985)-アトランタ・ブレーブス(1990~2010) ■最優秀監督賞4回 ■2014年殿堂入り
9月3日の試合では、ワタシたちは開場直後に球場入りすると、すぐさま三塁側のベンチ横へ。そこで日本から来たというMくん、さらには現地の少年と仲よくなり、閑散とした球場でそのエリアだけ妙に盛り上がっていた。すると、その輪の中に球場の警備員も参戦。「どこから来たの?」「日本だよ」といった何気ない会話を交わしていた。
どれくらい時間が経ったときだろう。外野のほうからブレーブスのジャケットを身にまとった、えらくごつい人物がゆっくりと歩いてくる。
そこで4人のうちの誰かが警備員に”Who is he?”と尋ねたところ、”Bobby Cox!”との返答が。そのとき、警備員はなぜかとても自慢げな表情をしていた。
この答えを聞いたワタシたちは大興奮! すぐさま思い思いのグッズを取り出し、ボビー・コックスにサインをお願いする。すると、コックスは難しい表情を浮かべたままながらも、ワタシたち4人全員にサイン。ワタシたちが大喜びするなか、コックスはベンチのほうへ颯爽と去っていった。
あのときはサインをありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
(お出かけ日:2003年9月2日~9月7日)
※敬称略させていただきます。
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