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いざ!秩父の午歳総開帳へ①【そば処 紡】羊山公園そばのひと味違うおそば屋

旅行記
そば処 紡の「会い盛りセット」

「いざ!」などと意気込みつつも、午歳総開帳が始まった秩父札所巡りはすでに4月に最初の巡礼を終えていて、今回は9番札所「明智寺」からのスタートとなる。
もともと11月の紅葉の時季に結願する予定なのだが、今回の巡礼では1番札所「四萬部寺」から順番にお参りしているため、秋には31番札所「観音院」の296段の石段を上ることになるし、32番札所「法性寺」ではお船観音もお参りするつもりでいる。もしかしたら26番札所「円融寺」をお参りするときは、奥の院の「岩井堂」まで足を延ばすかもしれない。
つまり、今回の巡礼でいくつの札所をお参りできるかによって、秋の旅程が楽になるかどうかが決まるのだ。ワタシとしては22番札所「童子堂」までお参りできれば、と考えていたが…。

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喫茶店のような雰囲気を残す「そば処 紡」

ゴールデンウィーク最終日の5月6日、ワタシたちは秩父へ。
この日は9時に集合し、11時前には秩父に到着。まずは9番札所「明智寺」でお参りし、その後は夕食に備えて早めに昼食を摂ろうという話になる。

ここでワタシの頭にあるお店が浮かぶ。秩父市街へ向かって国道299号を走っているとき、いつも看板を見かけていた「そば処 紡」だ。
初めて訪れるお店だったが、国道299号からちょっと逸れるだけで行けるという立地条件もあり、Kから反対の声は上がらなかった。

ただ、この日は近くの「羊山公園」で催されている「芝桜まつり」の最終日で、交差点には案内のスタッフが立っているほど。「羊山公園」が賑わっていると予想され、公園のすぐそばにあるお店も混んでいるかも…と思いきや、ワタシたちが入店したとき、他にいたお客さんは1組だけ。時間が11時を過ぎたばかりというタイミングが幸いしたのかもしれない。

【そば処 紡】基本情報

そば処 つむぎ
■住所:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬
 4248-1

■営業時間:11:00~14:30
 17:00~19:00
■休業日:月曜日
 
※月曜日が祝日の場合は昼のみ営業
■駐車場:あり
■電話:0494-24-7757

「そば処 紡」はよく見かける「店先に暖簾が下がっていて、店内は和風で…」といったおそば屋とは、雰囲気がちょっと違う。それもそのはず、「そば処 紡」はもともと「快晴軒DuLac」という洋食屋だったとのことで、お店の外観だけでなくカウンター席のある店内にも当時の雰囲気が残っている。

また、30年続いた「快晴軒DuLac」の大人気メニューだった「若鳥のカリカリ和風焼」が今もあるのだとか。
さらに、コーヒーや手作りジンジャーエールなど飲み物が充実しているのも特徴。デザートとしてアイスクリームもメニューに並んでいた。

店内の様子。
店外にあったメニュー。

コシのあるうどんをごまだれでいただくと…!

さて、何をいただくか、だが、メニューを見たワタシたちは悩んでしまう。
ワタシは特大盛りでも1,320円(税込)の「特製肉汁うどん」にかなり惹かれたのだが、うどんと十割そばの両方をいただける「会い盛りセット」(税込1,150円)も捨てがたい。ここではワタシは15秒ほど考えた結果、「会い盛りセット」を大盛りでお願いすることを決める。

一方のKは大好きなとろろがなかったものの、自他ともに認めるおそば好きでもあるので、「十割もりそば」や「鴨せいろ」「天ざる」あたりに落ち着くだろうと思っていた。
しかし、選んだのはワタシと同じ「会い盛りセット」の大盛り!? 普通盛りと思しきメニューの写真を見ても、けっこう量が多そうなのだが食べきれるのかしら…?

緑豊かな周囲の景色や、近くを通り過ぎる西武鉄道・西武秩父線の列車を眺めながら待つこと10分ほど。ワタシたちの前に大盛りの「会い盛りセット」が並ぶ。うどんもおそばも見るからに多い。特にコシがあっておいしそうなうどんの存在感といったら…。

こちらが「会い盛りセット」。
かなりのボリュームのおそばとうどん。
ゴボウなど野菜のかき揚げ。

まずは、おそばだけでいただいてその香りを…などと最近覚えた食べ方をしてみる。
「これがおそばの香りかぁ」と思いつつも、慣れない行為でもあるのでどこか締まらないし、香りのよしあしも正直わからない。
こういうときはおそば好きのKに聞いてみよう! ということで、おそばの香りを具体的にどう楽しむのか質問してみると、Kはそれほどこだわりがない模様。そばつゆにつけていただいてみて、おいしいと思えるかどうかが大切なようだ。確かにそのとおりだと思った。

というわけで、そばつゆにつけておそばをいただいてみると、食べ応えがあっておいしい! つるつるっといくというより、歯応えがある印象だった。

おそば以上にコシがあるのがうどんだ。こちらはそばつゆだけでなく、別の器に用意されたごまだれをつけていただくこともできる。
こちらのごまだれはほんのりとした甘みがあり、そばつゆとはまた違った味わいだ。ワタシ個人としてはごまだれが気に入ってしまい、うどんはごまだれメインでいただき、途中でごまだれが尽きるという配分ミスをしてしまった。

また、かき揚げはお店の方に「塩をつけるとおいしいですよ」と教えていただき、Kが実際にそうしていただいてみたところ、「これ、塩をつけるとおいしいよ!」と気に入った様子。ワタシもそうやっていただいたが、サクサクしたかき揚げに塩がちょっとしたアクセントになって本当においしかった。

そしてワタシがすべてを平らげたタイミングでKのほうを見てみると、うどんがまだ半分以上残っている。やがてKの箸の進みが鈍くなったところで、うどんがワタシのざるのほうへ…。予想していた展開になり、ワタシは移ってきたうどんをそばつゆにつけていただいた。ごちそうさまでした!

「そば処 紡」は静かな雰囲気の中で、普通のおそば屋とはひと味違った料理を味わえるほか、西武鉄道・西武秩父線の西武秩父駅から車で5分程度と近いのも魅力だ。
ワタシとしては昼食流浪人になりかかったときの候補のひとつを見つけた感じで、機会があればまた訪れてみたいと思っている。

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(お出かけ日:2026年5月6日~5月7日)
※各情報は2026年6月時点のものです。

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