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ジャイアンツタウンスタジアムで二軍戦を観る~出待ちでサインをいただく機会は少なくなっても…!~

サイン収集
サインに応じるハヤテベンチャーズ静岡の古城茂幸

ゴールデンウィーク明けから仕事がギチギチに詰まることはわかっていた。
本来ならば少しでも暇があったら休んでおいたほうがいいのだが、「忙しい時期だからこそ、休日は遊びに行きたい」と思ってしまう。
というわけで、6月14日にジャイアンツタウンスタジアムで行われる読売ジャイアンツ対ハヤテベンチャーズ静岡の二軍戦を観に行くことに。席はちょっと奮発して一塁側のエキサイトシートを選択。どんな雰囲気なのか楽しみだなぁ!

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意外な穴場だったレフト側のキッチンカー

当日は京王電鉄・京王相模線の稲城駅から球場を目指す。個人的には、京王よみうりランド駅から向かった場合に上らないといけない約300段の階段より、稲城駅から続く長い坂道のほうが楽なように思えるからだ。

「それなら球場までのシャトルバスを使えば…」と思う方がいるかもしれない。しかし、ワタシは歩くのが好きだし、混みそうなバスに抵抗があるので、その選択肢はない。

もう少しで球場というところまで来ると、セブン-イレブン稲城スカイテラス南山店の裏(西側)にシャトルバスの待合所があるのを見かける。球場の敷地内にあった待合所が、どうやらこちらに移ってきたようだ。

こちらがシャトルバスの待合所。

試合開始は13時だったが、11時30分には球場に着いたので、敷地内をしばらく散策。
この日は「ラクロスコラボ」ということで、敷地内のサブグラウンドでラクロス日本代表選手のエキシビジョンマッチが行われていた。せっかくだし、サブグラウンドに入れるいい機会でもあるので、試合を観に行ってみる。

ラクロスの試合を実際に観て驚いた。エキシビジョンとはいえ、動きがとにかく速い! 試合の展開が速く、油断しているとボールを見失ってしまうほどだった。ルールはよくわかっていなかったが、その動きを観ているだけでもけっこう楽しかった。

また、サブグラウンドでは人工芝を足で踏んだり、手で触ってみたりして、どの程度の柔らかさなのかを実感。ふわふわとまではいかないが、けっこう柔らかい印象だった。ベースのあたりでは子どもたちが遊んでいたが、ワタシも一緒にベースランニングをやってみたかったくらいだ。

ジャイアンツタウンスタジアムから。
目の前で観るとラクロスはかなりの迫力!
サブグラウンドで遊ぶ子どもたちもいた。

その頃、ジャイアンツタウンスタジアムではハヤテの選手が練習中。ワタシは練習を眺めながら球場内を1周してみる。
ざっと見て回った印象だと、選手が間近で観られるバックネット裏はもちろんいいが、個人的にはレフト側の芝生エリアものどかでよさそうな感じだった。料金が一番安いのも魅力だしねぇ。
ただ、三塁側にあったインフォメーションブースが意外としょ…いや、ジャイアンツタウンスタジアムは昨年できたばかりの球場だから、これから内部の施設も充実させていくのだろう。

バックネット裏。
レフト側の芝生エリア。
インフォメーションブース。

レフトポールのあたりを歩いているとき、キッチンカーの看板を発見。どうやら階段を下りた先にお店があるようだ。ただ、イメージとしては通路に看板がポツンと置かれているだけといった印象で、ワタシがキッチンカーのところまで下りていったときは、お客さんがおらずお店はひっそり。おかげでゆっくりとメニューを見て、チーズチリのランドドッグとフライドポテトを注文することができた。

しかし、ワタシが注文を終えた頃になるとお客さんが一気に増えて盛況に。ちなみに、ランドドッグ、フライドポテトともにおいしかったし、お店もけっこう空いていて買い物がしやすかったので、次も利用したいと思っている。

一気にお客さんが増えたキッチンカー。
こちらはキッチンカーのメニュー。
ポテトをばらけさせてアメリカふうに。

何気ない仕草にあふれる選手の優しさ

今回、ワタシが選んだのはエキサイトシートの中段あたりで、最も外野に近い位置だ。
なぜこの位置にしたかというと、ブルペンから出てくる選手を間近に見られるから。最前列のチケットを取れなかったということもあるが…。しかし、さすがはエキサイトシート、臨場感はバッチリだった。
試合前、選手やコーチに声をかけるファンはいなかった。そのため、ワタシも席に座ってランドドッグをかじりながらのんびりと過ごした。

一塁側エキサイトシートからの景色。
レフトの先には建設中の水族館が。
右側にある建物がジャイアンツのブルペン。
こんな感じで選手やコーチがグラウンドへ。

試合開始が近づくと、ジャイアンツの選手がちらほらとグラウンドに出てきて練習を始める。
まず最初に目の前で練習を始めたのがジャイアンツの浅野翔吾だ。スイングのパワーを上げるためだろう、メディシンボールやトレーニングチューブで負荷をかけたトレーニングを熱心に行っていた。こうした練習を間近で見られただけでも、エキサイトシートにしてよかったと思った。

勢いをつけて…。
メディシンボールを投げ上げる!
続いてトレーニングチューブで下半身強化。

続いて、ワタシが去年サインをいただいた中田歩夢もグラウンドへ。
あくまでワタシの印象だが、中田は体が全体的にガッシリしてきている気がする。これからも地道にトレーニングを積んで、いつかまた2ケタの背番号に戻ってほしい選手だ。

トレーニングチューブを使う中田。
こうして見ると体が大きくなった?

試合はまずラクロス日本代表の小峰拓真の始球式からスタート。
スティックを使った始球式はボールが速そうで、受けるキャッチャーもけっこう大変なように見えた。

続いては選手がちびっ子たちと一緒に守備位置に就く「守備位置につこう!オンユアマークス」。参加できるのは小学生なのでワタシたち大人はスタンドから見るだけなのだが、こういうイベントはほのぼのしていて大好きだ。
個人的にいいなぁと思うのが選手たちの仕草。ちびっ子たちの視線に合わせてしゃがむのだ。
かつて知人がこんな話をしていた。「小久保裕紀が若い頃、王(貞治)さんに『子どもと話すときは視線が合うようにしゃがみなさい』って教えられたらしいぞ」。
何気ない行為だし、ちょっとしたファンサービスだが、こういう姿勢の積み重ねが実は大事だと思っているし、それが今も若い選手に浸透しているのはなんだか頼もしかった。

小峰拓真の始球式。
皆川岳飛がちびっ子と何やらおしゃべり中。

ジャイアンツが最終盤に逆転されて…!

試合は両チームの投手陣がなかなか隙を作らない、緊迫した好ゲームに。
ジャイアンツは西舘勇陽が先発したものの3回で降板し、以後は1イニングごとに1人ずつつないでいく。
西舘は打たれたのは内野安打1本のみ。奪三振6とつけ入る隙のないようなピッチングだっただけに、もう少し観たかった気もする。
一方のハヤテは野里慶士郎が7回まで投げ抜いて1失点。80球を超えたあたりでバタついて失点してしまったが、堂々としたピッチングだった。

試合中の様子。

野手で目についたのはジャイアンツの甲斐拓也だ。相変わらず強肩だなぁと思ったが、投手交代の際にはあらかじめブルペンに行ってピッチャーの球を受けていたようで、そのままピッチャーとともにブルペンからマウンドへ。こういう姿は他の選手であまり見かけたことがない。

また、ハヤテのバッターの構えが個性的なのも印象に残った。これは「選手の個性や特徴を伸ばそう」というチーム方針に則って、コーチがあえて選手のフォームをいじらないのかもしれない。そのくらい各バッターの構えがバラバラで面白かった。

7回1失点と好投した野里。
投手とともにマウンドへ向かう甲斐。
ボールを客席に投げ込む選手も。

試合は7回裏にようやく奪った1点をジャイアンツがそのまま守りきるかと思いきや、9回表にマウンドに上がった山田龍聖がまさかの2失点。1-2で逆転負けを喫してしまった。
8回まではジャイアンツがリードしていたので、一塁側のコンコースではファンが選手を祝福する「ヒーローズランウェイ」のオレンジカーペットの準備が進んでいた。しかし、逆転負けということでスタッフがカーペットを片づけることに。試合は最後までわからないから仕方ないとはいえ、なんとも言えない光景だった。

9回表に逆転したハヤテの勝利。

試合中はどんなふうに野球が観られるか、その確認も兼ねて球場内を散策。
個人的には去年と同じように「ライト外野 カウンター立ち見指定」がいいかも、と思った。やはりネットがない状態で野球が観られるのはかなりいい! 立ち見なので9回まで耐えられるかわからないが、次はライトの立ち見席にしてみようかなぁ…。

開放感がたまらないライト側の立ち見席。
迫力ならばやはりバックネット裏だ。
三塁側内野席。こちらもなかなかいい。

約20年の時を経て古城茂幸が目の前に!

試合後は抽選に当たると両チームのサイン会に参加できたのだが、ワタシは当然のように外れ。サイン会の様子を離れたところから見守る。

それでも関係者用通路のそばにいればサインをいただけるかも…と思って出待ち。ただ、シャトルバスの待合所が移転した関係か、出待ちをできるエリアの構造が変わっている。以前と比べて選手との距離がかなり空いているのだ。そのうえ、選手に声をかけやすいエリアはすでにファンでいっぱい。それを見た瞬間にワタシは「これはさすがに…」と思ってしまった。

グラウンドではハヤテの選手がサイン会。
ジャイアンツの選手はサブグラウンドで。
関係者用通路のそばの様子。

しかし、諦めの悪いワタシがこのままスゴスゴと引き下がるわけがない。バックネット裏付近にある、主にビジターチームの選手たちが使う関係者用出入り口の真正面というポジションが空いていたので、ワタシはそこに滑り込む。

こうなったらワタシは動かない。あとは機会に恵まれたら選手や監督、コーチに声をかけるだけだ。

途中、ジャイアンツの選手の誰かがファンに応じてくれたのだろう。にわかにサブグラウンドの出入り口付近が騒がしくなった。しかし、ワタシはやっぱり動かない。集まっているファンの数を見て、「さすがにありゃ無理だ」と思ったからだ。
そばにいた少年がそれを見て人垣の中に突っ込んでいったが、しばらくすると残念そうな表情を浮かべて戻ってくる。サインはいただけなかったようだが、大人のワタシでさえ抵抗のある人垣の中へ向かった勇気だけでもすごいなぁと感心してしまった。

バックネット裏付近の関係者用の出入り口。
サブグラウンドの出入り口は人垣の向こう。

やがて、ぽつぽつとハヤテの選手が球場から出てくる。ただ、球団のバスの発車時刻が近づいているようで、選手たちはどこかせかせかした様子だ。
こうなると選手に声をかけづらい雰囲気になるのだが、それでも選手によっては短時間ながらサインや記念撮影に応じていた。なんともありがたい話だ。

このとき、ワタシが声をかけたのは李健熙(イ・ゴンヒ)だ。李は「僕のでいいの?」と照れくさそうに聞いてくるので、ワタシは「もちろんですよ!」と力強く答え、サインをいただくことができた。ただ、ワタシも少々慌ててしまい、李の写真をうまく撮影できず…。

急ぎ気味にバスへ向かうハヤテの選手たち。
時間を割いてファンに応じる選手も。
ワタシも慌てていて李の背中のみ撮影…。

そろそろハヤテの選手もみんな出てきたかなぁ…というタイミングで、ヘッドコーチの古城茂幸が出現!
古城が北海道日本ハムファイターズに所属していた頃、ワタシはファイターズ鎌ケ谷スタジアムでよく古城を観ていた。当時の古城は派手さはないものの、さまざまな役割をしっかりとこなす印象でワタシは好きだった。
いつかサインをいただければ…と思っているうちに古城はジャイアンツに移籍。それから20年近く経った今、再び巡り合うとは…もちろん、ワタシは古城にサインをお願いし、快く一筆をしたためていただいた。

サインに応じる古城。

ただ、試合終了から45分ほど経過したところで、スタッフから「閉門の時間で~す!」との声が。
以前と比べて閉門時間がかなり早まった気がするのだが、もしかしたら敷地内にあったシャトルバスの待合所がセブン-イレブンの先に移転した影響があるかもしれない。

なお、選手の厚意やその日のさまざまな要素によって状況は変わる。そのため、ジャイアンツタウンスタジアムで選手から必ずサインがいただけるかどうかはわからない。
もし、選手がサインに応じてくれる機会があったら、選手やチームの厚意を無駄にしないよう、こちらもマナーを守って楽しむようにしよう。

その後、ワタシは散歩がてら読売ジャイアンツ球場を経由して、よみうりV通りへ。歩道沿いに並ぶ2009年当時の選手たちの手形を眺めながら、京王相模線の京王よみうりランド駅へ向かうのだった。

古城の手形。
プロ野球選手は手がでかい!
李のサイン。
古城のサイン。

球場を訪れてから1か月後の7月14日。李がジャイアンツと育成選手契約を結んだことが発表された。
一軍はまだまだ遠いが、それでも大舞台に一歩近づいたのは事実。おめでとう、よかったねぇ!!

(お出かけ日:2026年6月14日)
※敬称略させていただきます。
※各情報は2026年8月時点のものです。

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